こんにちは、名古屋市名東区の快適貸し農園「Vegetale di 極楽」の管理人の加藤です^^
今日は水やりについての補足的内容を書かせていただきます。
種まき時の水やりの補足
水やりをした際に種が土と密着してしっかりと吸水できるように、
種をまいて土をかぶせたら、
種の上にかぶせた土を軽く押さえて、種と土が密着するようにして下さい(^O^)
土をかぶせすぎると、発芽の条件である酸素の方に問題が生じ得るので、
「この野菜のタネは深さ・・・cmくらいに植えて下さい」と、
種の入っている袋に書いてある説明に従えばいいと思います。
また、土の中が湿りすぎていると、酸素不足となって発芽しにくくなるようです。
土の中が湿りすぎていると酸素不足になる点は、発芽して成長していく時の注意点にも関係しますが、
それはさておき、種をまいた後でしっかりと水やりする程度なら、この点は問題ないと思います。
さらに余談ですが、ニンジンのように発芽のために弱い光が必要な種もあります。
(なので、ニンジンのタネはあまり深く土をかぶせないんですね。)
乾燥すると発芽しませんが、発芽に日光が必要って、矛盾してますよね(^_^;)
ニンジンは発芽直後御は非常にか弱く、雑草に負けてしまうので、
特に種まき直後はきちんと雑草を取る必要があります。
成長していく時の水やりの補足
野菜が育つのにどのくらい水分がいるかは、
野菜の品種にもよりますが、基本的な方向性としては、原産地の気候に近い方がいいと思います。
ジャガイモやトマトはアンデス原産ですから、
基本的に冷涼で乾燥した気候なので、
水やりはあまりしなくていい(余程晴天が続かない限り、自然の降雨で十分)ようです。
管理人は基本水やりはしていません。
一方、ピーマンは中南米の熱帯地方原産、
オクラはアフリカ北東部ないし西部、あるいはインドとも言われていますが、
いずれも暑く降雨もある地域ですよね。
(水やりの程度を考えるだけですので、
育てている野菜の原産地の気候がAfだとかBSとかCfaとかHとかみたいな、
地理で使う気候区分みたいに厳密に考えなくていいと思いますけどね・・・。)
こうした野菜は、晴天が続いていたら水をあげた方がいいのでは、と思います。
露地栽培の野菜は全く水やりをしないという人もいらっしゃるようですが、
こうした果野類は実が大きくなる時に水分が必要ですからね…。
キュウリなんて9割水分ですし。
原産地の気候を意識した水やり、極端な例がサボテンだと思います。
野菜ではなく観葉植物ですけど・・・。
サボテンの水やりは、ジョウロでがっつりやりませんよね。
せいぜい霧吹きで少々、です。
サボテンは乾燥帯原産の植物ですからね!
がっつり水やりすると枯れてしまうらしいんです。
その野菜にとっての水の「適量」があるんですね!
苗の植え付け時の水やり
苗の植え付けでも水は必要でしたよね。
根付くために水が必要になるので、苗を植え付ける時はたっぷり水をあげてください。
種まきした時や、苗を植え付けた時は水やりしますので、
種まきや植え付けのオススメのタイミングは、「雨の降る前」です^^b
水やりを考える時に忘れてはいけないもう1つのこと
水やりについて書いてきましたが、
水だけではなく、土にも気をつける必要があります。
水が溜まってしまうと根が腐ったりすることがありますし、
酸素不足にもなるので野菜の成長のためには、水はけがいい土が望ましいです。
(ジャガイモなんかはとにかく土の水はけに気をつけてと書いてある本もありますね。)
かといって水の抜けがよすぎるとそれはそれでよろしくないので、
もちろん水もちもよくする必要があります。
ということで、団粒構造の土がいいわけです(*^_^*)b
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